2010-01-01から1年間の記事一覧

揺れる想い

何かを言葉にすると、言ったことや書いたこととは別の側面が逃げる。そしてすごく説明のしづらい部分が残ってしまう。ここに色々と想いや考えを書いていると、そういう経験がかなりある。それは単語や表現がずれていて完璧に言い表せていないということだけ…

おろか

普通に頭がよくないんだろうなあ、っていうか。ここでどうこういろいろ書いてみても。別に能力が云々とかじゃなく。それもあるけど。いってみりゃ要領とか。そういう限定的なことだけでもなく。すべては敵でもなんでもなくて、恐れなんて必要ないとか、それ…

られつらんりつ

不完全な言語や思考で切り取られた現実や情報や考えを受け取って、それを自分のバイアスや情感を巻き込みながら世界として組み込んで、悲観したり歓喜したり焦燥したりとかその他諸々の反応をしていて、感情が落ち着いた後には意識内容の諸々を整理・統合し…

矛盾

根本的に矛盾してるんだよな、心とか人間とか。というわかったような言葉で書き出してみる。表面的に、え、それって辻褄合ってないよその言動おかしいよ、ってなるような矛盾なんてのはむしろかわいらしい方っていうか、適宜修正したり内省すればすむ話なん…

まあいつもの

ネガっぽい記事が続いたので(それがデフォだろと言われればそうですが)、普通のことや楽しげなことを書きたいと思ってたのだけれど、また別件でやられてしまいましたw こういうのって問題になったことだけですっきりと完結するならいいんだけど、いろいろ…

光と影

また別件で感情処理に時間を要するなどした。というよりある意味こっちのがひどかった。単なる感情だけじゃなくて、いくつかの鬱スキーマを呼び覚ましたというか。 拒絶しようが嫌おうが興味を感じなかろうが勝手だろうと思うけど、それをわざわざ露骨に表現…

鬱蒼と茂る

割と強めのネガティブイベントがあったため、鬱感情の回路が開かれて、脳がそういうモードに陥ってしまった。だけど、世界が怖い、人間が怖い、自分もう駄目だというほどの状態にはなっていないので、比較的平静といえば平静。 でも辛い感じの思考がいろいろ…

夏の空気

風の当たる場所にいるので割と快適なのだけど、暑い。湿度の問題か。夏は心象としては美しい季節というか、一番視覚に鮮烈な感じはあるけど、現実だと身体には重苦しいってか、めんどい。さっぱりすっきり身も心も軽く快適に続く日々、というわけにはいかな…

感情と思考と身体のずれ

可能性で考えればいろいろ手段とか選択肢はあるんだからさ、それでちょっとは良いことがあると思えるなら試してみればいいっていうか、外部や他人に期待してどうこう言ったところで何が貰えるわけでもないしさーって、そういうグズグズに苛立ってるのも変わ…

字と漫画

「統御」という言葉が語感も字面も意味も好きだなーとか思って、憧憬とか陶酔の感覚を抱いたりする。でもこの字だっけと思ってしまった。確か旧字での表記だともっと格好いいはずだと。こういう言葉や単語が好きだ、というこだわりはそれほどない気がするか…

空っぽ

一年ほど前に比べると、感情もそれほど揺れ動かなくなっているし、思考も考えるだけ考えて書き出して、どういう思考がどういう思考(や感情)に繋がるか、というような関係、パラメーターも自分なりにかなり整理した感じがある。 なので、切迫した書きたいこ…

苦しみへの郷愁

人は自分の苦しさが大事で、それを色々な仕方で語ったり考えたりするけど、結局それによって苦しみを支えている、というのは結構普遍的かもしれない。とか思う。いやべつに普遍性は問題じゃないけど。 苦しいと言いながら、その苦しみをある意味で手放してな…

相対主義のこと

「ハーバード白熱教室」の投げかける倫理上の問題だけじゃなく、他にもある思考の流れをきっかけにして集中講義! アメリカ現代思想 リベラリズムの冒険 (NHKブックス)やプラグマティズムの思想 (ちくま学芸文庫)を読み返したりしたんですけど。やっぱり自分…

悪のことを少しだけ考えてみたり

みなさんお元気ですか。自分は苦しいし鉛のような不安で未来が恐いよーと感じたり、自分が他人と何一つ同じでないような感覚に陥ることもあるけど、一応認知療法やら瞑想やら筋弛緩法やら感情から距離を置くやらの知る限りの技術を活用しつつとりあえずは落…

傘おばけなんていたっけ

書けそうなことはそれなりにある気がするけど、いまいちアウトプットに繋がらない感があったり、いろいろ自分の問題や考えだけじゃなく他の人が言ってることや社会で騒がれる問題にも何かを感じたりするけども、まあ深刻になってもあまり嬉しいことはないと…

ぐだぐだ

サンデル教授の講義第二回を見ました。見るまでになんか以下のようなことをだらだら考えていました。 普遍的というより公共的・一般的・客観的な正義、道徳というものを求めての議論といったほうがあっているかな。や、でもそういうのを突き詰めれば普遍に到…

正義への意志

NHKで「ハーバード白熱教室」マイケル・サンデル教授の講義を見ました。面白かった。講義で説明される内容はある程度既知だったりもするけど、それを学生とのソクラテス式(とかいわれるw)対話を通して詳らかにしていく過程とか、教授のその腕さばきとか、…

正しさについて Part2

そもそもが何かが「正しい」からってだけでそうなれるっていうなら、みんな聖者で犯罪もいじめもあるわけないし何の苦労もないわボケ、って話で。なんか酷い目にあっても恨んだり仕返ししたり、あるいは自己憐憫したり被害者ぶったりするのはよくないです、…

どこにでもいて、どこにもいない

『もっけ』を読んで、妖怪というのは人が生きていく中で出くわす「問題」みたいなものを比喩的に実体化している、そういう側面があるようなものなのかな、というようなことを考えた。 その人の人生の問題、その人の心や身体の問題みたいに考えられがちなもの…

甘えがどうとか

「なんたらは甘え」とかって言い草はいくらでもあるけど、甘えだからなんなんでしょうね。そんなのつまるところ甘えられる側が甘える人の甘えを許すか許さないかでしかなくて、甘えられたくないなら見捨てるなりなんなりすればいいだけ、というかそういう選…

音楽の話

音楽ではハンバートハンバートが気になってます。最初テレビ番組のエンディングで流れてた「罪の味」という曲が好きだったんですけど、なんか歌詞の感じから昔の曲のカバーなのかなと勝手に思ってたんですが、そうではなくてハンバートハンバートという名前…

言葉の作用・副作用

まあ、緘黙だったことやそこから派生する色々な苦しみとか、そこから生まれた恨みや世界や他者の重苦しい感じ方・認知とか、自己矛盾や何やら、鬱屈した感情や思考がこんがらがっていた、というのが自己理解で。書いたようなこと以外にも、いろんな思考や感…

虚無感のこと

ひさしぶりに結構な虚無感を覚えた。覚えたというか体とか脳が浸されたような。たぶん天気とか体調のせいだと思うけど、別のものと結びついてしまうなーと思った。人生とか世界とか心とか、そういうものを大まかにでもある程度は理解した、できてるように思…

正しさについて

自分も含め、みんな「お前が悪い」「ダメだ」って言われるのを、断罪されるのを恐れてるんだなと、その割に、というかその裏返しとして他人や自分以外を「悪い」と言ったり、その責任を問い詰める理屈を創りだすのには熱心だなと、恐らくはそういうことなん…

欺瞞について

「つまらないプライド」みたいな言い方に苛立つ。それで指示しようとしている心のありようってプライド(矜持)っていうものと全然質の違うものだと思うし、それを平気で混同する感性も適当さも嫌だし、わざわざ同じ言葉で呼ぶのはどっかに欺瞞があるからじ…

それでも面倒は続く

前の記事のようなことを書いておいて、まあ結局は考えますけども。全然考え足りてないし、なんだかんだで面白いし、真っ当な自尊感情の唯一の源泉かもしれないし。気分で面倒にもなるよなというだけで。言い訳多いなあやっぱ嫌かもしれないこんな自分。 神が…

面倒だ

考えるのが面倒だ。性格だとか、色々な心の反応が、結局のところ言語化して整理することのできないところがあって、無意識というかどうしようもないなあ、と思った。ある対象になぜ笑うのか、嫌悪するのか、惹かれるのか、説明できる原理は見当たらない。多…

リラックスの仕方と不幸と規範と正しさ

リラクセーション (講座サイコセラピー)作者: 山口正二,内山喜久雄,高野清純出版社/メーカー: 日本文化科学社発売日: 1998/03メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブログ (1件) を見る ストレスの定義にはじまり、自律訓練法や漸進的筋弛緩法など色…

言い訳人間

何か書くと毎回フォローをしたくなってしまう言い訳がましい臆病な人間なのですが、そういう自分がそこまで嫌いでもないので慎まず行きます。前回の内容ですが、割り切ることが正しいというわけではないし、救いなんてないとは限らないし、所詮自分の主観的…

割り切り侍

ある種の不毛さがすごく嫌いだな、というか苛立ってしまうことがある。なんかネガティブな輪の中でループするようなものが、あったりとか。もっと具体的に明晰に考えないから、適当な世界像を作り上げてその中で不幸になってるんだよ、って思うような思考が…