『知ってるつもり 無知の科学』

知ってるつもり――無知の科学作者: スティーブンスローマン,フィリップファーンバック,橘玲,土方奈美出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2018/04/04メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (4件) を見る 読んでいる。タイトルの通り、人は個人…

理由も脈絡もなく。思慮の浅さとか、思考停止というのにも種類というかがあるように思ったりする。誤謬の種類、詭弁の種類、認知バイアスの種類、認知の歪みの種類、というものにも色々なものがあって名前が付いてリストになってるじゃないですか。そういう…

人の考えやらに対して、何か違うなとか思ったり、部分的に引っかかったり、もっといえば苛立ったり、いやそれはそういうことじゃないでしょ、とか、思ったりはいろいろあるけど、それを全部突っ込んだり突き詰めようとしたって、野暮で無粋になってしまいが…

たまたま目にしてスクリプトもあって聴き通せそうな面白い感じだったので、リスニングのお勉強など兼ねて。全体的に堅すぎず緩すぎず面白い。クドくないユーモアもあり。この先生割と好きなタイプの人だ。サンデル教授ほど演技がかってもいないしw。 Paul B…

なんか、殺人犯だとか異常者にもそれなりの動機や事情や心の動きがあるとか、そういうのはフィクションでもいくらでも描かれているし、そういう作品をどんな形であれ享受してない大人なんて現代日本でそうはいないだろうに、なんで現実にそういうことがある…

他人が嫌、ていうか。というとざっくりしすぎていて間違いになってしまうし、昔からすれば十分(ではないとしても)変わってきてもいるけど。あんたらの見方で勝手に自分を計られて、自分が了承してないことで、どうこう言われたり、変な目で見られたり、受…

顰蹙買いそうな言い方になるけど、男の方が言葉や思考を弄ぶのが好きな人多い印象。弄ぶというのか思考の世界で体系化したり整理して満足しようとする、というか。そしてそれが、現実的な生活や身体的なものとの結びつきがどちらかと言えば弱くて、言ってみ…

ある分野で、(簡単にいえば)社会的に成功している人と、してない人とがいる。もちろんその判断は、そんなにくっきりと解りやすいものでもない。それがどういう文脈であれ評価や注目を受けているか、そうでもないか、それによってその身や地位を立てられて…

虚しい言葉と思えど書かずにいられなくてもそこはかとなき後悔を抱くこともなくただ連ねることしかできず表したい思念など無くて。恨むとか後悔なんていうほどないし、妬んだり悲愴な苦痛も大体過去だし、ただなんとなく思い違いのようななんかしなきゃ気が…

誰もわかってくれないのに何で非難のようにどうこう言われて、それで何かを頑張るとか、善いとされるものを目指すとか、周りの人に合わせて無理にでも楽しむとか明日を目指して生きるとかしなきゃいけないのか、その意味がわからない、それをすることでどこ…

例のバスケ漫画の事件の人の意見陳述。うわーというかへーというか、ある意味ありありと想像できるものではあるんですけど。まあ色々と自分いじめ(とか人生格差意識みたいなのとか)が激しいなとは思いました。そういう人はそれなりに多いけど。私はそこま…

遠い星

満たすべきものが欠けた、恥ずかしい間違った存在。その惨めな顔を覆い隠すために重ねた所業を見透かされ、全てを剥ぎ取られた見窄らしい肢体、その疵までも晒すことになるなど、耐えられない。間違った自己を断じる視線を脳裏に飼いながら、その辱めを与え…

なんだっけ。何について書くとか、どうとかっていっても、簡単にはいかなくなってますね。考えたことや面白く感じることや引っかかることがないとかではないはずなんだけども。この間も別の時に考えたことを、お、後でなんとなくまとめて書いてみようかな、…

回りくどくて小難しいだけだったり、つまるところ何を求めたり表現したいのかわからないようなものとか、ただ嘆くだけのような言葉とかには、苛立ちを感じやすい、このところ。このところっていうか、結構前からか。苛立ちというほど強くはないけど。なんだ…

What did curiosity kill?

面白さって大事、と書き出しからして陳腐。なぜか立ち止まって考えてしまうと書き方に妙に迷ってしまい、この頃はほんと書きにくくてしょうがない。こうしなきゃ、とか思ってるわけでもないはずなのに。こうしなきゃはないけど、こうでいいのか、というよう…

枠を与えて閉じ込めて

なんていうか、たとえ同じ言葉を使っていたとしても、それが表していたり含んでいたりする内容やら意味やら気持ちやら背景にある価値観その他実際にその人が生きているそのあり方や現実、それに対する認識の深さ広さ、まあ一言でいうとその「心」が色々違い…

Fear of Being Alienated

I noticed my inmost fear of being alienated. Every time that I feel anxiety about communicating with people, it is always there. I have known that a kind of emotional confusion or pain occurs in my heart when I get involved in people at ce…

歯痒い想い

考え方ずれてるなあって思う、というか違和を感ずるやつとか、あってですね、でもまあそういうズレや対立?みたいのがどういうところ(感情や解釈)から生まれるかっていうのはもう長い研究の果てにw大体において把握してるつもりだし、他にも似たようなこ…

interpretation rules everything

例えば自分という存在が自由意志や主体性といったものを有しているとは考えず、自分の有り様や行動その他が外的な条件に全く依存している、という世界解釈の体系を人は持ちうる。そこでは、例えば親が自分に対してしてきたこと、教育が与えたもの、またその…

そこにある野生

最初から完璧や正しくあることや十分であること、理想通りのものであることを求めすぎて、結局長い目で見たら自滅していくはめになる、なんていうパターンなんて、個人レベルの心理的な病理だけでなく、集団や社会レベルでも形を変えて色々な領域でありそう…

賽振る阿呆に(略)同じ阿呆なら振らにゃ損損

「サイコロを1度しか降れない場合1の目が出る確率は1/2」という確率論 分からない人のために作者が回答:哲学ニュースnwk 確率論とか、そんなには知らないですが。これって、フツーの確率の考え方が、サイコロのどの目が出るのも事象としては「同様に確からし…

ほどく術があるなら

またしても心の痛み、恐怖、孤独、望んだもの、諦めたもの、あるいはそういうものの絡まった核、みたいなのに気付いた。気付いたっていうか、表層の反応としてのそれは前からわかってたけど、今回はその奥にある記憶とか情動の絡まりみたいなのもある程度見…

vague fear

信じられてないな、ってなんか改めて。他者や社会、とかそれを取り巻く価値とか、ひいては自分を、って書くと抽象的に過ぎるものを恐れているみたいだけど、そういうことでもなく。もっと感覚的に、中枢神経から不安や恐怖が迫り上がってくるかのように。別…

参考にしたこころの話のまとめ

とりあえず何でもいいから、それなりに飲み込んだ内容を吐き出そうと思ってのまとめ。もっと学術的に正確な要約や詳しい解説はネット上にもいくらでも(信頼性とかは知らないが)あるのでそういうのを探してる人には不向きっていうかたぶん正確じゃないです…

相も変わらず全てを憎んで

恐怖の中の憎悪、劣等感の中の誇示欲。耳を塞ぎ怯えながら、睨んで、嘲りながら、澄ました顔をしている。敬っているポーズを取って、平和を気取った笑顔の後ろから首に手を回して、なぶり殺しにしたい。何を見せたかったのだろう。孤独?嘘の暴露?殺せるだ…

真理を含まない言葉などない

それが全くの偽りであっても、あなたの中を外を、どこかを照らしている。

みたいなイメージ

たぶん、善も悪もあるんだろう。普通に。ただそれは、これこれの行為や在り方が悪ですよ、これこれが善ですよ、と規定されて、誰もが善なることのみを追求し実行し、悪なるものは忌避し、場合によっては殲滅すれば、世界が善きものに満たされる、というもの…

裁く眼

何かを非難したり、欠点を指摘したりして、怒るというのは、その人がその人(の属する価値体系)の都合にもとづいて、判断してそうしていることなんだ、結局。それをそのように捉えられず、何か絶対的な視点から自分を評価しているように思え、自分が絶対的…

Be clear

新年も半月を過ぎましたが、明けましておめでとうございます。新年だから抱負ということでも全然ないですが、少しのことを断片的に書いていても、断片的にしか伝わらないよなあ、と思えてきたので、もっと色々な側面から多量に書けるだけ書こうかなと思った…

桜になりたい

なんかダメだな。何かこーいうことを書きたいかな、と思い立っても、説明くさいことだったり、理屈に訴えようとする?ものになるのは嫌だな。今日はそれは嫌だ。もっと自分に根ざしたこととか。情感的なものとか。つらつらとしたもの。が、いいな。それがす…