たまたま目にしてスクリプトもあって聴き通せそうな面白い感じだったので、リスニングのお勉強など兼ねて。全体的に堅すぎず緩すぎず面白い。クドくないユーモアもあり。この先生割と好きなタイプの人だ。サンデル教授ほど演技がかってもいないしw。 Paul Bloomさんで専門は認知心理学らしい。著書の『喜びはどれほど深い?』(原題 How Pleasure Works:The New Science of Why We Like What We Like)は書店で見かけたこともありますね。
 内容は、フロイトの理論概説。基本は知ってはいたことだけど、微妙に違う観点からの説明や学生の質問などから深まるところもあったりで。イド、自我、超自我の局所論については、the id is outrageously stupid, superego is also stupid だって。エゴが板挟みになってるというのは承知していたけど、超自我もstupidというのは、フロイトでは超自我とかは働きとしては割りかし高級な部分、理性的にこうあるべき!という要求を出す所、みたいな扱いじゃなかったっけ?エゴからすれば板挟みで困るのは変わらないにしても、なんというかこれがあってこそ人であり、みたいにフロイトとかは位置づけていると解釈していたのでちょっと意外だったりした。勘違いかな。
語彙 polymorphous perversity / bubble up