夏の空気

 風の当たる場所にいるので割と快適なのだけど、暑い。湿度の問題か。夏は心象としては美しい季節というか、一番視覚に鮮烈な感じはあるけど、現実だと身体には重苦しいってか、めんどい。さっぱりすっきり身も心も軽く快適に続く日々、というわけにはいかない。自我が暴れやすい?となんとなく言ってみたけどそんなこともないか。でもじっとりとした欲求不満とかどうでもいい苛立ちとか、逆にどっぷり嵌り込むエクスタシーとか、そういうものと親和性はありそう。人間心理に限らずとも、台風とか雷雨とか。重い空気や鬱憤とそれを晴らす何か。嵐の後の清涼感と爽快感。そういうのの魅力はまあわからないではないけど、それに乗っかって没入して自分で何かことを起こしたりする気質でもないので、せいぜいあまり書くこと思いつかないけど無駄にタイプしてそれっぽいことでも書いたら充実感を得られるだろうか?という夏。