空っぽ

 一年ほど前に比べると、感情もそれほど揺れ動かなくなっているし、思考も考えるだけ考えて書き出して、どういう思考がどういう思考(や感情)に繋がるか、というような関係、パラメーターも自分なりにかなり整理した感じがある。
 なので、切迫した書きたいことや言葉で吐き出したい想い、はもうそれほどはないかもしれないみたいな状況になってます。その頃に別のとこに書いたものを読むと、すごい考えてる上に最近書いたものより明晰かつ重厚じゃないかしらと思えてしまう。明晰というか、ビビッド?
 もちろんこれまで考えたことの派生で考えることも知りたいこともあるし、本やらを読んで思考が深まってへえとか、何かを観察したり経験して発見とかなくはないのだけど。どれもある程度「離れた」ものであって、自分の内奥とそこまで深く関わるものでもないという。悲しいとか虚無とか孤独とかも基本融解(といわなくても処理)したし。
 あと、現実の生活もそれなりにこなさないといけない状況というのもあって。それは一年前も同じだけど。
 最初にここのタイトルを決めたときとは別の意味で空っぽだ、と言えなくもない。とはいえこれからも何かしら書くだろうと思いますが。