正しさについて Part3

みんな「正しさ」とかそういうの好きだよね。正しくないと愛されない、許されない、あるいは正しければ愛される、大手を振ってどうこう言ったりやったりしていい、正しさに頼っていれば安心、という根底的な感覚なんだろうね。だろうねっていうか、自分もそ…

Get Physical

書いてきた中ではあまり強調してませんが、身体的なアプローチも心を感じ取るにはけっこう有効だと思う。というか、直接感じ取る、リラックスする、という意味では、頭ばかりで知的に弄り回すよりは全然シンプルだし、実感を伴って効果が理解できる。いくら…

情動メモ

最近あった(2ヶ月くらい前)印象的な情動体験を書いてみます。何らかの具体的な現実の体験があってそれが情動を喚起した、というのとは違っていて、思考とか過去の諸々に対する感情の根っこが反応した、という感じでしたが。 具体的な脈絡があったわけでも…

秩序などない

理屈だけ紹介してもつまらない、というか伝わらない。理屈や言葉や理性の壁を超えたところで伝えたいというか到達したい、と思ったりもしつつ。 はっきりいってしまうとアンチ理性のケがあります最近。語弊があるかもしれんが。いや、過度に頭でっかちな臭い…

心とは何かという深遠な問いwに対する暫定的な理解

心については、自分を洞察したり、感情から距離を置きつつ受け止めて整理したりと、認知療法とかその他の療法でもいいとされてることを書籍でも学びつつ、少しずつ実践していったら、原因がいまいちわからないけど無駄に苦しいとか、些細なことで動揺しすぎ…

こんなこと書いて意味あんのか

久しぶりで申し訳ない。とか思っちゃったり、書いたりする意識を持っているのが、そもそも書くことから疎遠になる要因と同一のような気もしますが。そういう自分の書き方とかにメタっぽい認知をするのが違うっていうか、そういう理路整然に考えた図式とか観…

だったら自分のことなんかじゃなくて

何か愛するものについてでも書けばいいじゃない。って話ですよ。ええっと、アニメの「日常」を面白がったりしていました。 キャラクターも魅力的だったり、ギャグとして面白い、というところも多く、タイトル通り、基本的には日常で経験するような風景や状況…

生きる地味さ

別に高尚ぶったことやいいお話、みたいのを書くようにしようとも思ってないけど、といって内面や悩みのぐだぐだを書く気にもそれほどなれず。いや十分書いてるじゃん、とかは要りませんよ(誰に)。 お料理をですね、それなりにやっていまして、まあ炒め物と…

信じた者勝ち

なんだろう、結局のところ信じることができてないのがいろいろの根幹なのかなあ、と思えてきました、分析してると。 何をかというと、自分とか、他者と世界とか、未来とか。 別に、きっと世界は自分を故意に傷つける、とまで思ってるつもりもないけど、自分…

自分なりに消化したかったのかもしれない

あ、そういえばあまり気にしてなかったけど、あんな日付で更新途切れてたら誤解される恐れがあったかもしれない。自分は全くもって大丈夫ですのでご心配なきよう。 大切なものを失くしたら、それはやっぱり辛いことなんだろうな。自分の苦しみは自分だけで引…

流転する

精神の状況としては、セルフモニタリングしながらノートに書き出して個別の不安や根底にあるらしい信念に対応したり、心理療法の概念で使えそうなのを当てはめてみてフィードバックしたりを通して、浮き上がった問題を処理するとか、自分の感情や内的感覚、…

悪についてもうちょっとだけ考えてみたり

悪について (岩波新書)作者: 中島義道出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2005/02/18メディア: 新書購入: 7人 クリック: 29回この商品を含むブログ (66件) を見る 読んでみました。カント倫理学をいくつかの論点を中心に、悪について、平易に説明していらっし…

たとえこの言葉が嘘になっても

私はまた戻ってくる(厚顔無恥)。 ちょっと書きたいことができてかつ形にできそうな気がしてきたので、予告と生存報告をば。どうも。つっても表現技術と時間がいかんせん足りないのでできるか不安です。もとはといえば自分の考えの整理のメモぐらいのつもり…

揺れる想い

何かを言葉にすると、言ったことや書いたこととは別の側面が逃げる。そしてすごく説明のしづらい部分が残ってしまう。ここに色々と想いや考えを書いていると、そういう経験がかなりある。それは単語や表現がずれていて完璧に言い表せていないということだけ…

おろか

普通に頭がよくないんだろうなあ、っていうか。ここでどうこういろいろ書いてみても。別に能力が云々とかじゃなく。それもあるけど。いってみりゃ要領とか。そういう限定的なことだけでもなく。すべては敵でもなんでもなくて、恐れなんて必要ないとか、それ…

られつらんりつ

不完全な言語や思考で切り取られた現実や情報や考えを受け取って、それを自分のバイアスや情感を巻き込みながら世界として組み込んで、悲観したり歓喜したり焦燥したりとかその他諸々の反応をしていて、感情が落ち着いた後には意識内容の諸々を整理・統合し…

矛盾

根本的に矛盾してるんだよな、心とか人間とか。というわかったような言葉で書き出してみる。表面的に、え、それって辻褄合ってないよその言動おかしいよ、ってなるような矛盾なんてのはむしろかわいらしい方っていうか、適宜修正したり内省すればすむ話なん…

まあいつもの

ネガっぽい記事が続いたので(それがデフォだろと言われればそうですが)、普通のことや楽しげなことを書きたいと思ってたのだけれど、また別件でやられてしまいましたw こういうのって問題になったことだけですっきりと完結するならいいんだけど、いろいろ…

光と影

また別件で感情処理に時間を要するなどした。というよりある意味こっちのがひどかった。単なる感情だけじゃなくて、いくつかの鬱スキーマを呼び覚ましたというか。 拒絶しようが嫌おうが興味を感じなかろうが勝手だろうと思うけど、それをわざわざ露骨に表現…

鬱蒼と茂る

割と強めのネガティブイベントがあったため、鬱感情の回路が開かれて、脳がそういうモードに陥ってしまった。だけど、世界が怖い、人間が怖い、自分もう駄目だというほどの状態にはなっていないので、比較的平静といえば平静。 でも辛い感じの思考がいろいろ…

夏の空気

風の当たる場所にいるので割と快適なのだけど、暑い。湿度の問題か。夏は心象としては美しい季節というか、一番視覚に鮮烈な感じはあるけど、現実だと身体には重苦しいってか、めんどい。さっぱりすっきり身も心も軽く快適に続く日々、というわけにはいかな…

感情と思考と身体のずれ

可能性で考えればいろいろ手段とか選択肢はあるんだからさ、それでちょっとは良いことがあると思えるなら試してみればいいっていうか、外部や他人に期待してどうこう言ったところで何が貰えるわけでもないしさーって、そういうグズグズに苛立ってるのも変わ…

字と漫画

「統御」という言葉が語感も字面も意味も好きだなーとか思って、憧憬とか陶酔の感覚を抱いたりする。でもこの字だっけと思ってしまった。確か旧字での表記だともっと格好いいはずだと。こういう言葉や単語が好きだ、というこだわりはそれほどない気がするか…

空っぽ

一年ほど前に比べると、感情もそれほど揺れ動かなくなっているし、思考も考えるだけ考えて書き出して、どういう思考がどういう思考(や感情)に繋がるか、というような関係、パラメーターも自分なりにかなり整理した感じがある。 なので、切迫した書きたいこ…

苦しみへの郷愁

人は自分の苦しさが大事で、それを色々な仕方で語ったり考えたりするけど、結局それによって苦しみを支えている、というのは結構普遍的かもしれない。とか思う。いやべつに普遍性は問題じゃないけど。 苦しいと言いながら、その苦しみをある意味で手放してな…

相対主義のこと

「ハーバード白熱教室」の投げかける倫理上の問題だけじゃなく、他にもある思考の流れをきっかけにして集中講義! アメリカ現代思想 リベラリズムの冒険 (NHKブックス)やプラグマティズムの思想 (ちくま学芸文庫)を読み返したりしたんですけど。やっぱり自分…

悪のことを少しだけ考えてみたり

みなさんお元気ですか。自分は苦しいし鉛のような不安で未来が恐いよーと感じたり、自分が他人と何一つ同じでないような感覚に陥ることもあるけど、一応認知療法やら瞑想やら筋弛緩法やら感情から距離を置くやらの知る限りの技術を活用しつつとりあえずは落…

傘おばけなんていたっけ

書けそうなことはそれなりにある気がするけど、いまいちアウトプットに繋がらない感があったり、いろいろ自分の問題や考えだけじゃなく他の人が言ってることや社会で騒がれる問題にも何かを感じたりするけども、まあ深刻になってもあまり嬉しいことはないと…

ぐだぐだ

サンデル教授の講義第二回を見ました。見るまでになんか以下のようなことをだらだら考えていました。 普遍的というより公共的・一般的・客観的な正義、道徳というものを求めての議論といったほうがあっているかな。や、でもそういうのを突き詰めれば普遍に到…

正義への意志

NHKで「ハーバード白熱教室」マイケル・サンデル教授の講義を見ました。面白かった。講義で説明される内容はある程度既知だったりもするけど、それを学生とのソクラテス式(とかいわれるw)対話を通して詳らかにしていく過程とか、教授のその腕さばきとか、…