阿修羅ガール (新潮文庫)

阿修羅ガール (新潮文庫)

ネット上でいい評判を聞くことの多い舞城王太郎を読んでみました。

私は小説・文学はあんまり読まないんですが(読書の頻度自体多くない)、ブンガクってなに?おいしいの?ぐらいの興味はあるわけで、このペンネームかっこいいなあと思ってるような感性の持ち主なわけで、そこへ兄の家にその本が転がってりゃそりゃ飛びつきますよと。まあそんなことはどうでもよくて、内容なんですが。

えーと、女子高生の一人称のところとか面白いです。笑えますし。共感つーか自分もこんな感じで日記書ければ面白いんだろうなとか。あ、でも最後で主人公とキモ男と急接近してるのが唐突でちょっと意味がわかりかねました。作者の趣味でしょうか。別にいいけれども。

あとは、まあなんかキチガイが多いんですね、みたいな。犯人死んだときの状況もあんまりわかんない。あと三途の川のとことか。でもスピード感はあってすらすら読めるし笑えるし読後は爽快でした。

と、こんな低レベルな感想を抱かれるために存在してるわけじゃねーぞと本から言われそうで怖いです。えーと、テーマは愛?くらいしかわかりません。だから文学(ぽいもの含む)は俺に読まれるべきじゃねーつーんだよ。

次は「煙か土か食い物」読みます。